OSSへの投資をプロダクト開発として考える
IBMがOSSへ多額の資金&社員を投資していることは良く知られています。
ではなぜ、OSSへ多額の投資を行っているのでしょうか?
OSSへの投資を自社のプロダクト開発への投資として考えるとメリットが見えてきそうです。
たとえば社員を1人、自社に有益だと考えるOSSのコミュニティ活動に専念させたとします。
1年も専念させれば、そのOSSの知識及びコミュニティへの貢献がかなり蓄積されているでしょう。
この時点で社員を投資したOSSは、自社プロダクトとして使える状態になっているのではないでしょうか。
言い換えると、1人の社員の年収で、自社プロダクトを開発したも同然ということになります。
OSSコミュニティへの投資が、企業に与えるメリットとして非常に有益なものであることが見えてきます。